佐世保4か月目の人間ドック
- 2014/07/31
- 14:00
細長いベッドに横になった。左を向けての横向き。右腕で血圧を測る。同時に、ショートカットの看護師が私の左腕の血管を探す言葉。採血。それに続けて麻酔を入れる。20分ほど前に、凍ったシロップのようなものを口に入れられた。少し甘味がある。口に中で溶かすようにとの指示。徐々に口のなかに違和感。喉の奥が変な具合。喉を通るチューブを感じないような部分麻酔。これまで3回ほどの胃カメラ。当然の処置である。ベッドに横に...
半世紀ぶりの谷郷町
- 2014/07/31
- 00:00
喜多材木店、谷郷パン、弥富さん、生長の家、高平君の家、月田さん、十時さん、藤井商店、橘君の家、諸石君の家・・・。階段を登って、お大師様。中央公園に上がってみたい。そんな衝動にかられた。7月25日(金)18時。市役所を出て、自宅に戻る時。西方寺の登り口の石碑に寄った。この上の駐車場から中央公園に登るか。北広場に上がる細い道があった。人がすれ違うことがやっとに道。駐車場を整備されて消えてしまっているかもし...
市民が喪に服している
- 2014/07/28
- 22:56
重苦しい空気が地域を覆っている。通勤の朝と夕。高校1年生。同級生を死に追い遣った。災害ではなく、人の行為で元気な若者を失った。海に開いた市街地をもつ佐世保。その中心部。細い平地で東西に走る国道沿いのマンションで事件が起きた。子どもが子どもを亡き者にする。それほどの理由がないことで。社会にとっては、こんなに悲しいことはない。決まりきった理由があれば、まだ慰められる。夏休みの今。街から制服が消えた。バ...
女子高生殺人のこと
- 2014/07/27
- 22:58
外の音が本当にうるさい。蝉の音。マンションの外の道路を通る車の音。店舗のシャッターの上げ下げの音。人の声。都心居住のマンションだから、それくらいの音は許容範囲。だが、今日は少し異常。それらに、ヘリコプターの音が加わっているからだ。7月27日(日)の朝8時。マンションの窓を開けている。その窓から外の音が遠慮なく入る。私の住むマンションには当然、エアコンがある。九州の家である。ところがスイッチが見当たらな...
佐世保四ケ町の方程式
- 2014/07/27
- 00:29
佐世保市の中心商店街は元気である。多国籍な人が歩いている。少なくとも見た目には多人種である。米軍とその家族が滞在している。もちろん、佐世保の人々の方がそれ以上に多い。四ケ町に島瀬公園がある。この公園は名前は公園だが、イベント会場としての使われ方をしている。今はアメリカンタウンフェスティバルの主会場となっている。その公園のそばにスタバコーヒーがある。その店舗の内と外はいわゆる外人が多い。夫婦、親子、...
弘前つながりで、私を探していた人がいた
- 2014/07/25
- 23:38
「弘前におられた檜槇さんがあなたなんですか」突然、私に向けられた声。その男性の目は私の胸元のネームプレートに向けられていた。「はい、たしかに3月まで私は弘前におりましたが・・・」と応えた。「いや、私の30年来の友人が弘前市役所に勤めておりましてね。その彼が佐世保市出身の方が弘前で知り合いになったというんです。6,7年ほど前でした。名前も聞いておりました」7月25日(金)の12時半頃。佐世保市役所地下の食堂。...
食中毒注意報が発令
- 2014/07/24
- 23:20
「先ほど、長崎県庁から食中毒注意報が発令されました」佐世保市役所での館内放送。庁内報である。7月24日(木)14時である。その2時間前。一緒に働く研究員が私に問いかけた。弘前にも食中毒注意報というものがあるのか。「ショクチュウドクチュウイホウ」昼食時のことである。この音の意味が分からない。それで繰り返し聞いた。私の語彙にない言葉。たしかに「食中毒」はある。だが、それが「注意報」とはつながらないのだ。説明...
1973年3月を思い出す
- 2014/07/23
- 22:49
「君に会った時には、もう君を研究員にすることを決めていたよ」「あの時の会話は楽しかったことを今でも覚えています」「そう。どんな面接だったかな」「いや、あの議論の場は私には面接だと聞いていませんでした」「・・・・」「自治省OBが理事長をしているシンクタンクを紹介してくれるから、挨拶に行くようにと私の恩師にいわれたんですよ。それで都市センターの研究室を訪ねた」「そうだったの。私は当時の上司に面接をするよ...
伊万里市民図書館の一工夫~総会の影の功労者のこと~
- 2014/07/22
- 22:15
限界集落、地域再生の本。月刊誌の地域開発。本と雑誌。通路の脇に並べてあった。その横にボード。ここ数か月間に発行された人口減少の記事。チョークで5万数千の数。伊万里市の人口である。その前には、人口減少の特集記事が開かれている。その横にはこの日の講師の論文。10本ほどが並べられている。協働というキーワードが目立っている。レポリトジからコピーしたものだ。7月22日(火)16時30分過ぎ。西九州北部地域開発促進協議...
佐世保市民管弦楽団の第65回定期演奏会のこと
- 2014/07/21
- 12:12
「ブラボーが聞こえた」2階席か1階の後部からのものだった。ニューヨークのカーネギーホールではない。アルカスSASEBO大ホールである。音楽に特段の関心をもっていない私。飲んだ時には、カラオケから逃げる私。音痴の私。この1時間半ほど前まで、約180キロの長距離ドライブをしていた私。開演から終演まで眠ることがなかった。冷房がしっかり利いているのに、お尻に汗。とても楽しかった。開演のアナウンスがあった。楽団員が舞台...